夏休みの沢 尾白川鞍掛沢
南海トラフと西丹沢の地震が起きたため、当初予定した大武川を中止し日帰りの沢に計画を変更しました。鞍掛沢は甲斐駒ヶ岳の尾白川本谷の一大支流で珠玉の渓。初心者でも体力があれば経験者同行のもと遡行ができる南アルプスでも数少ない沢の一つです。
乗越沢から鞍掛山鞍部に詰めるコースで遡行しました。ここからの下山は長く辛抱どころですが、日向山の山頂ビーチは何度訪れても眺望絶佳でした。3日目予定した沢は皆々熱中症気味で取りやめ、下道でノンビリと甲斐路を後にしました。

赤岳、阿弥陀岳
久しぶりに赤岳、阿弥陀岳に登りました。ルートは北沢~地蔵尾根、赤岳天望荘泊。翌日は赤岳を超えて阿弥陀岳へ。阿弥陀~行者小屋、南沢を降りました。
天気は良くてとても暑かったです。初日、阿弥陀岳で落石による遭難の情報に接し緊張。赤岳天望荘での長野県警レスキュー隊のお話を聞きました。

残暑のお花探しへ入笠山
山の日に選んだ山行は、ちょっと高いところで涼んで御花畑のある入笠山を選びました。
ゴンドラ山麓駅から登ると、下界とは数℃の気温低下。日差しは強いけど時折吹く風が心地よい山行。
最初から夏の花を見つけることに夢中で、計画書のタイムを大幅に遅延💦。大阿原湿原もスキップして、真剣に花探しの山行。ゆっくりのんびり一日を過ごすことができました。
最後のアイスの酸っぱさが、身体に染みました。

飯豊連峰縦走(オマケ)
今回の飯豊連峰縦走ではたくさんの草花に出会い、同定を楽しみ、励まされました。
天候の不安もありながら天気予報が良い方に外れ、大きな虹・ブロッケン現象、たくさんの赤とんぼ、ブヨによる虫刺されもありました。
飯豊に数多くある伝説の一つ〈姥権現〉はポツンと登山道に佇んでいました。
元気に鳴いていたのは〈コエゾゼミ〉みたい。〈ニホンヒキガエル〉も出迎えてくれました。

飯豊連峰縦走②
縦走路は天候にも恵まれ、アップダウンを繰り返しながら10時間の活動後本山小屋へ。
本山小屋では小屋番さん、完全縦走の3人組のお客さんとワイワイと記念撮影。
ブロッケン現象も現れて我が身に手を振り、大満足して川入へと下山。
8年くらい前の残雪期にも本山のみピストンで歩いた剣が峰の記憶がないの何故だろう。
数えきれないくらいの高山植物に励まされながら無事に川入に下山できました。

飯豊連峰縦走①
飯豊温泉(天狗平ロッジ)に前泊、丸森尾根~地神山~(門内小屋泊)~北股岳~尾西岳~飯豊山(本山小屋泊)~三国岳~川入(泊)を3人で歩いてきました。
2018年GWにも縦走計画を立て挑戦したけど天候に恵まれず、大石ダムから頼母木山を歩いて敗退してしまった。今回の縦走でも頼母木山~地神山北峰が抜けてしまった…トホホです。
しかしガッツリ歩く丸森尾根にはたくさんの草花が出迎えてくれて2時間ほどの降雨に遭ってもその後は順調。飯豊の3種のリンドウ(イイデリンドウ、ミヤマリンドウ、オヤマリンドウ)も同定。
門内小屋ではバッチリ大きな虹が出迎えてくれました。

第6回沢実践 奥多摩 川乗谷逆川
沢実践も6回目を向かえ夏休みの沢に。日程の関係で当初予定した那須の井戸沢を取りやめ、奥多摩で人気のある川苔山の川乗谷逆川へ。川より下流に谷が付くまさに逆さまの沢で、釜のある滝への取付き方と滝の突っ張り登攀が勉強できるところです。
水量多く終始ずぶ濡れとなりましたが、寧ろ盛夏でクールダウンの渓中でした。背の立たない滝壺ではプチ泳ぎで滝へ取り付き、突っ張りで越す滝は大開脚で登りました。中盤ゴルジュの出口にある大釜を持つ4m滝は滝途中から垂れていたロープが無くなっており難度アップ。空身で泳ぎ登った後、ロープに結んだザックを荷揚げしクリア。標高1025mにある大滝を登攀後横切るウスバ林道で脱渓しました。
山道の暑さに閉口しながらの下山となりましたが、もえぎの湯で筋肉を解し、反省会で細胞を溶かし帰京しました。次回は南アルプスの前衛にある瞼を閉じる暇も惜しいほどビューティーな沢に足を向ける予定です。

花と絶景の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳
本来は烏帽子岳・舟窪岳の予定でしたが、前日の雨で濁沢の丸太橋が流され通行不能になりました。でも、天気は最高。転進先は爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳にしました。早速、スマホで計画書を作成、コンパスも再提出、小屋を予約とバタバタしましたが、苦労が実り、多くの花々と絶景が私たちを迎えてくれました。
三回目の鹿島槍ヶ岳でしたが、以前は山を始めたばかりの時で心の余裕が無く歩くのに精一杯、二回目はキレット越えで歩くのに集中し、普通の登山道に出てホットしたところで、景色や花に目が行きませんでした。
今回は花々や山をたっぷり楽しみました。

納涼山行 陣馬山
友人のリハビリ山行&納涼で高尾山稜の奥座敷へ。沢沿いの山道と一般山道の気温差が激しくスローウォークのハイクに。大汗を掻いたため喉越し優先となり、清水茶屋で納涼祭となってしまいました。
帰路は和田峠経由で下山。夕焼け小焼けのふれあいの里で途中下車し、隣接するおおるりの家で汗を流し高尾駅へ。同駅は北口から納涼店のある南口に移動する通路がなく、改造計画発表後進捗しない南北通路の早期着工を、と強くと思いました。

天候急変の焼岳
ン十年ぶりに無雪期の焼山を歩いてきました。
出発前の天気予報より遥かに良くない急変で焼岳北峰登頂後からはバケツの水をひっくり返したような豪雨とドカンという近くへの落雷。当初の予定の前穂高岳登頂は戦意喪失でキャンセル。また来年にネ!
焼岳小屋の存在は有難く、宿泊客は我々3人だけでのんびりと自由に使わせて頂けました。上高地へ下山した途端、多くの国際色豊かな観光客にあふれ山中とのギャップに若干ショック。
帰りの中央高速でもゲリラ豪雨に遭遇しながら無事に帰宅出来ました。
