夏休みクロス山行
涼風漂う高原のキャンプ場でクライミングと金峰登山を堪能。夜は焚火を囲み仲間との親交を深めることができました。廻り目平は何度訪問しても最高。自身をリセットできる場所。
廻り目平から扇沢に移動し剱岳を目指す計画でしたが、ノロノロ台風のため一昨年に続き中止。クライミング、登山、岩稜のクロス山行は50%の消化で終了となりました。

うんこ虫を追え!と大山へ
秦野ビジターセンターで絵本「うんこ虫を追え」原画展が行われています。
うんこ虫とは宝石のようにキラキラ輝く〈オオセンチコガネ〉〈センチコガネ〉のこと。主食は動物のウンチ。数年前の山行である会員が「うわ~、センチコガネ!キレイ!可愛い!」と手のひらに乗せていたことがあります。確かにキレイだけど、特に可愛いとは思えない虫。
大山の登山道でも普通に見かけます。丹沢周辺のオオセンチコガネは赤紫色の個体が多いらしい。センチコガネは暗色の個体が多いらしい。
この写真はオオセンチコガネです。前胸背の真ん中に縦筋があるのが決め手。
大山頂上のタンザワイケマは終わってしまい今はコボタンヅル(?)が満開でした。

丹波川 徒渉訓練
笹濁りの丹波川でしたが予定通り訓練できました。徒渉は沢登り必須技術の一つ。水勢水温を肌で感じ水に対する自身の限界を知る重要な機会です。全員初めてで緊張感溢れる中のスタートとなりましたが、慣れると皆童心に帰り楽しい!気持ちいい!と連呼。普段経験できない「新感覚」を各々得られたようでした。
のめこい湯で汗を流したあとは、昭和の雰囲気が色濃く残るキャンプ場にて懇親会。焚火を囲みシェフの至高の逸品に舌鼓。ふぐ鰭酒4リットルも振る舞われ陶然の境地に。天空観察と漆黒の中に微かに蠢く闇の裂け目を見つけるナイトハイクも実施され密度濃い週末となりました。

40周年記念山行で美味しい桃・大菩薩
一年前から桃の最盛期の今「美味しい桃を食べにいざ大菩薩へ!」と計画していました。
一昔前は一面華やかなヤナギランが咲き誇っていた大菩薩も今はほぼコウリンカばかり、ハクサンフウロやハナイカリは少しだけ。みんなニホンシカに食べられてしまったようですね。
でも期待通りの瑞々しく美味しい桃には出会えたし、季節を変えて何度も訪れたいエリアです。次回はヤシロツツジの季節の再訪します!

奥穂高岳
7/28~7/31奥穂高岳に3名で登りました。天気に恵まれて、山頂から槍、前穂、上高地、笠、黒部五郎等の裏銀残り山々、常念、大天井岳、八ヶ岳連峰、富士山等丸見えでした。午後から雲が入ってきたので、午前中に山頂に立ったのは正解でした。北アルプスは良いですね。

月山・お花畑を縦走
7/27-28夜行バスで山形駅経由姥沢より入山、月山頂上小屋泊、弥陀ヶ原へと2日間をかけてお花畑満喫縦走をしてきました。
次から次へと惜しみなく咲き誇る高山植物に感激。ヒナザクラ、トキソウ、ハクサンフウロ、キスゲ、チングルマ、ミヤマリンドウ、ウメバチソウ、ミヤマホツツジ、ベニバナイチゴなど・・・他にも名前の分からない植物を含めたら50~60種類くらいは出会えたと思います。
弥陀ヶ原周回も大小の池塘にはイモリがのんびりと泳ぎ、オゼコウホネやモウセンゴケの花も見られました。
天候に恵まれ日没・ご来光も素敵な2日間でした。

アルパイン計画会ワンポイントレッスン
町田グラウス山の会は毎月開催される全体の定例会のほか、部会ごと日を改め計画会を開催しています。今回7月に開催されたアルパインの計画会の様子をブログにアップしてみました。
開催時間は19時30分から21時。山行報告や8月の山行計画のほか各種事項を共有し多士済々のメンバーで議論百出のうちに計画会が終わります。
今回メンバーのスキルアップを目的に新たにワンポイントレッスンを始めてみました。嚆矢となるテーマは「地形図の見方」。奥秩父のナメラ沢と青笹尾根下降を題材に、プロジェクターを使って講師(会員)より後学に繋がる内容のお話しを聞くことができました。来月もワンポイントレッスンが予定されています。クライミング、沢登り、岩稜、雪山などハイキングから一歩踏み出したいと思われている方。問い合わせをお待ちしております。

上越の名渓 笹穴沢
笹穴沢は上越国境の平標山の南東面に端を発し赤谷川に至る白眉の渓。渓の後半co1135mにある二段30mから始まる瞼を閉じる暇もないほどの大滝と大ナメ滝のオンパレードに緊張感も満足度もマックス。核心は50m大滝と120mとも言われる大ナメ滝でここは流石に気合が入りました。
日帰りコースながら当チームは泊りの荷を背負いのんびり遡行しましたが、この沢は軽量化に努め、快晴が保証された超早朝発の日帰りで駆け抜けた方がよい印象を受けました。

真夏の丹沢大縦走
7/22-23真夏の丹沢をヤビツ峠~塔ノ岳~丹沢山~蛭ケ岳~檜洞丸~西丹沢へと〈みやま山荘泊〉で縦走してきました。
表尾根・塔ノ岳は若者とトレラン走者が多く見られましたが、丹沢山以降はひっそりと静かに燃える、暑い・熱い丹沢を満喫してきました。
足元のシモツケソウやヤマオダマキ、ヤハズハハコ、キヌタソウに励まされながら檜洞丸までは何とかコースタイム通りで歩き通すことが出来ました。・・・しかしながら檜洞丸の下りで体力の限界に。照り付ける真夏の日差しでペースダウン&ヨレヨレに「安全第一!急ぐことは無い!一本バスを遅らせせましょう!」とのんびり山行に切り替えて暑い丹沢縦走を終了しました。
何回歩いても感動と懐かしい思い出がぎっしり満載の丹沢主稜、次回はもう少し涼しい時に。

登山学校実践最終回
登山教室最終回の行事「テント泊縦走」は、天候不良のため中止。代替に実践初回中止となった「地図読み山行」を実施した。地図読みする倉岳山の登山口に丁度キャンプ場があるため、土曜日「テント泊経験」、日曜「地図読み」とし、キャンプ場でロープワークのおさらいとハイキング装備で対応できるレスキュー訓練(搬送法)に、米炊きメニューをプラスした。
6月にスタートした登山学校もあっという間に終わりましたが、講習した内容を復習もしくは実践することが大事。できれば来年の登山学校でアシスタントとして参加されるとスキルアップに繋がるのではなかろうかと思うところです。受講された皆さまお疲れさまでした。
【初日】ロープワーク、レスキュー訓練(搬送法)テント設営、タープ作成時テンションの付け方、米の炊き方(焚火とガスバーナー)
【翌日】倉岳山読図山行
