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第4回沢実践その2 渓中泊
事前に作成した「渓中泊の心得」を皆さん忠実に実践され有意義なオアシスでの一夜となりました。沢実践で今回のメインは渓中泊の衣食住。タープの張り方、焚火の熾し方、米の炊き方にプラスしてタコ糸と朽ち木を利用してツエルト張りの練習を行いました。

ゼロから寝床を、焚火を、炊事場を、飲み物冷やし処を、物干し場を協力して作るといつの間にか豪華なオアシスが完成します。焚火を囲み美酒佳肴のご馳走に、フグ鰭酒2リットルが振る舞われば、いぎたなく寝てしまうのが自然の成り行き。森が闇に完全支配されたころタープの下で蚕となり朝を迎えました。

人智痕跡の無い森の深部で一夜を過ごすと、人間は自然が産み落としたささやかな一滴に過ぎず、清冽な水を生み出す森があるからこそ我々は存在できるのだと感じたところです。

user.png a-baoa-ku time.png 2024/06/12(Wed) 21:49 No.415 trash.png
第4回沢実践 世附沖ビリ沢~樅ノ木沢
沢実践4回目は沢下降と渓中泊。今回は沖ビリ沢を下降し神奈川の最奥地世附に泊まり翌日は樅ノ木沢を遡る自然にどっぷり浸かる瀟洒なルートを選択しました。

沖ビリ沢は下降向きでナメ(傾斜の緩い歩道のような沢床)が発達する美しい沢ですが、下降は後ろからの水圧と水苔で滑りやすく、目線が高くなるためバランスを求められます。泊りの荷があると尚更です。

一方樅ノ木沢はミニ両門ノ滝と後半のナメ滝が遡行価値を高める沢。傾斜のあるナメ滝はツルツルで僅かな凹凸に足を置いて立ち込む姿勢で登る技術が必要です。源頭のツメも一級品で体力を付けるに適します。衣食住の全てを背負い、過酷な環境下の二日間となりましたが、チームワークで乗り切ることができました。

来月は一粒で3度美味しい、沢、湿原、登山を楽しめる渓へ。沢シーズンとなる7月以降は尾瀬、那須、草津の沢に足を向ける予定です。

user.png a-baoa-ku time.png 2024/06/12(Wed) 21:41 No.414 trash.png
長野市〈虫倉山〉へ
守屋山から浅間温泉泊のあと、長野市の〈虫倉山・1378m〉へ。
不動滝入口の初心者コースからのピストンとしました。
信州百名山の一座らしい・・・いろいろな百名山があるものです。
出会う事の少ないジャクシダ、花を下げたウリノキが多く見られ、マイヅルソウが満開。
混交林は歩き易く地元の方に整備されています。
下山口近くの休憩舎で出会った女性二人がキャンバスに向かい写生。
「この辺り、良い所でしょ!?」と誇らしげに微笑んでいました。

user.png yoko2 time.png 2024/06/09(Sun) 15:15 No.413 trash.png
信州の展望の山〈守屋山〉
諏訪ICから杖突峠~東峰~守屋山(西峰)~立石コースを周回してきました。
ハルゼミの大合唱と木漏れ日の中、サワフタギの白い花の大群生、トチノキ、クリンソウ、ヤマツツジとレンゲツツジそれらの名前と挿し絵が地元小学生の手書きプレートであっちこっちにあります。
また登山道には墨の手書きでの案内もたくさん。
地域の方々の愛が溢れている、素敵な山でした。
帰路に使った立石コースは富士火山帯に所以するのか巨大な岩稜がいっぱいでビックリ。
最後にはカモシカとしばし見つめあってお見送りをしてくれました。

user.png yoko2 time.png 2024/06/08(Sat) 19:57 No.412 trash.png
万緑の伊豆山稜に青い海
伊豆山稜歩道を歩いてきました。
広々とした稜線歩きで〈金冠山へ〉、その後はアセビの原生林のトンネルを縫って〈奥山〉へ。こちらはあまり人が入っていないようで倒木を跨いだり、ふみ跡を探したり…
でもたくさんのエゴノキの花が下を向いて咲き競い、ガクウツギも一面の群生、ナツツバキ?ヒメシャラ?とこちらも白い花が!
とっても清楚で眺望にも恵まれた気持ちの良い散策路でした。

user.png yoko2 time.png 2024/06/05(Wed) 16:08 No.411 trash.png
第3回沢実践 丹沢源次郎沢
源次郎沢は塔ノ岳に端を発する水無川の支流。コンパクトながら引力を感じる滝登りが楽しめる沢。ポイントに残置もありステップアップするにはベストなルートです。今年は水量多く難度がアップしたものの沢登りの醍醐味を味わっておられた。

花立山荘で休息を兼ね暖かい麺類を食したあと、地図読みでバリルートの源次郎尾根を下降。銀座通りの大倉尾根とは相反する静謐な極上展望地がある尾根。チェースパイクのお陰で予定通り下山できました。
帰路湯花楽で汗を流すと二人がヒルに、二人がお持ち帰りした実践山行でした。

次回は沢下降と渓中泊。タープの張り方、焚火の熾し方、米の炊き方など沢泊り生活術を実践します。

user.png a-baoa-ku time.png 2024/06/03(Mon) 06:08 No.410 trash.png
惣岳山 神塚尾根~平溝尾根
ハイキング企画部の地図読み教室実践山行の下見で再び惣岳山へ。
取り付きは、これかーという感じでした。でも、明瞭な尾根のお陰で直ぐ確信に。
登りはすいすい。下りは、気を付けねばならない分かれ道が沢山。
晴れると良いのですが、現実は厳しい!

user.png time.png 2024/06/02(Sun) 17:58 No.409 trash.png
GW世界百名滝登攀 大台東ノ川中の滝(三日目)
世界百名滝に選定されている中の滝は大台ヶ原西大台のテーブルマウンテンにある高さ250mの大瀑布。日本のグランドキャニオンと呼ばれる地底渓谷東ノ川にひっそりと存在する。

アプローチは東大台のシオカラ谷吊橋から派生する滝見尾根で。豪快な西の滝(高さ150m)から上流側に歩いて基部に到達できる。小生は今回足の古傷が悪化したため、見守り隊として残り、湯治館を出発した仲間を見送る。

滝落ち口に至るルーファイで難儀したようだが約9時間10ピッチを掛け19時40分最後の一人が滝のトップに立ち大滝登攀に成功した。
22時臭い荷物を車に詰込み大台を後に。次なるミッションは宿探し。あちこち連絡し何とか確保した宿に午前様到着。入浴後丑三つ宴会。翌日八木でも焼肉宴会となり冒険チックなGW山行が終了した。

user.png a-baoa-ku time.png 2024/06/01(Sat) 11:24 408.jpg No.408 trash.png
自然観察会(5月)小網代の森
三浦半島の〈小網代の森〉は大規模な開発計画から自然環境を守るために県と三浦市が地権者との話し合いや緑地の買取などを経て保全をしてきた地域です。干潟にはたくさんのカニの生息が見られます。
代表的なのが崖の穴に生息するアカテガニ。
「でかいアカテガニがいっぱいいるよ~!」とドデカイ声。
そんなドデカイ声を出したらみんな穴に隠れちゃいますよ~
カニダンスのチゴガニは何とも可愛らしい。
ヘンなアリがいると思ったら足が8本のヤサアリグモ。
清流には水色の胴体が美しいアサヒカワトンボ。
海辺で見られるフウトウカズラには奇妙な花がいっぱい。
立派なシダの群生はアスカイノデやリョウメンシダ。
プライベートビーチのような小網代湾の青い空と海とヨットも見飽きることが無い。
季節が少しずれるとまた違った自然に出会えるのが嬉しいですね。

user.png yoko2 time.png 2024/05/30(Thu) 23:07 No.407 trash.png
GW山行 大杉谷堂倉谷(二日目)
一点の曇りのない朝。杯盤狼藉のテン場を整地し二日目が始まる。巨岩帯を右往左往で乗越すと、この谷の真骨頂奥七ツ釜滝となる(写真と🏠マーク)。出色の渓に後ろ髪惹かれながら、中間地点の大台林道を過ぎる。

緊張緩む冗長な河原歩きは石楠花谷出合まで。ここから源頭部まで大滝小滝が休む間もなく続き、お腹一杯になるころ桃源郷的尾鷲道に到達する。堂倉山との分岐でしばし日向ぼっこ。濡れた衣類とリュックを乾かし、観光地大台ケ原Pへ。

予定したキャンプ場は満員とのこと。ビールも早く飲みたいし、コストは後回しの満場一致で大台ケ原「心・湯治館」へ。美味い食事にお風呂付そして暖かい布団は鋭気を養えた。
三日目は大台大蛇嵓足下東ノ川へ。世界百名滝の一つ落差250m中の滝の登攀へ続く。

user.png a-baoa-ku time.png 2024/05/29(Wed) 05:48 406.jpg No.406 trash.png

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