双璧の渓 スッカン沢~桜沢
奇観で有名なスッカン沢と桜沢は、雄飛ノ滝や咆哮霹靂の滝(写真)、おしらじの滝など、名を持つ多くの滝を落とす双璧の渓。柱状節理と岩壁からの素簾の雨垂れも一見の価値あり。散策的沢登りが楽しめるルートで、平行する山道から容易に脱渓できる初級の沢です。
台風が九十九里沖を並走していましたが、影響は殆どなく、童心に返り、3人で僕と私の夏休みを楽しみました。帰路は中川の谷底にある秘境の一軒宿「小滝鉱泉」で汗を流し、秘密の食堂「TT亭」で胃袋をパンパンに。恒例の「カックンごっこ」で大爆笑しながら矢板の地を後にしました。

小川山夏合宿
今年も小川山で町田グラウスと長野県連の方々の交流夏合宿をしてきました。朝は晴天なのに昼から土砂降りに悩まされましたが、その分昼から?焚火を交えての交流も堪能できました。

アルパインセルフレスキュー訓練
7/12にレッジにて、アルパインセルフレスキュー訓練を行いました。毎年恒例の仮固定や登り返しなど基本動作を中心に実施しました。来年は基本はできているのが当たり前になって一歩進んだ訓練を目指したいです。

出色! 日光霧降滝
100名滝の一選、日光の霧降滝を登攀しました。上段下段併せて落差80mの美滝。今週続いた雷雨の影響で大水量。上段45mの最終ピッチ、滝を左から右に移動するところは、爆水で横切れず。霧降の主であるヒル100万匹の猛攻は凄まじく、全員体中が餌食となった。
リーダーの甘言につられて望みましたが、言葉では形容できない圧巻の渓谷でした。

室堂→五色ヶ原→スゴ乗越→薬師岳→折立
ずっと歩きたかったこの縦走路、天候等でキャンセルが続きましたが、やっと行ってこられました。
縦走路の脇にはお花畑が広がり、チングルマ、ハクサンイチゲ、コバイケイソウ等、多くの花を楽しみながら歩きました。
一方、登山道はアップダウンの繰り返し、ザレた斜面、雪渓、露岩等気の抜けないハードな一面もありました。また、北アルプスとは言え太陽の輻射熱が強くて暑かったです。五色ヶ原山荘にはお風呂があり、さっぱり出来ました。スゴ乗越小屋の冷えた桃缶美味しかった。
終わってみれば、厳しかったけど、お花に癒されて楽しい山行でした。折立では熊さんのお出迎えがあり、ビックリ(゚o゚)/

雲の峰月山神社山頂へ
月山(1984m)は日本海側からの季節風を受けて多くの高山植物にも恵まれ、多雪山であちこちに大小の雪渓も残しています。雪田植生とも呼ばれるようで天候にも眺望にも恵まれた一日。山スキーの板を背負った登山者も頑張っていました。
山頂は月山神社の境内で参拝料を支払いお祓いをして頂いてからでないと登頂出来ません。

雪解けてオコジョ遊ぶや鳥海に
雪渓残る鳥海山は全山次から次へと現れるお花畑のスケールが素晴らしい。
チョウカイアザミやチョウカイフスマ、イワブクロ、トウゲブキ、ニッコウキスゲ、イワギキョウ、チングルマなどの群生は思わず歓声があがってしまいます。
更に我々を出迎えてくれたのがぬいぐるみのような〈オコジョ〉。目の前の登山道で出たり入ったり、カメラ目線でポーズを取ってくれるようだったり…。何とも言えない愛くるしさ。
鳥海山のピーク・新山へはザレた急下降・登り返し・巨岩をよじ登りでしたが頂上直下の大物忌神社小屋に宿泊して往路を戻りました。

マヤラン
7月23日に三ノ塔尾根を歩きました。その時に同行者が、変わった花を見つけました。葉がないのでムヨウランの仲間かと思いました。25日に再び観察に行きました。写真も何枚か撮り、ビジターセンターの谷脇さんに聞いたところマヤランではないかとのこと。確かに調べてみるとマヤランでした。夏の暑い季節ではありますが、珍しい植物に遇えますね。

八ヶ岳連峰天狗岳
ドンピシャで梅雨明けした7月の連休を八ヶ岳の天狗岳界隈で過ごしました。高原の空気を胸いっぱい吸い、地場の野菜と運動で体に蓄積されたサビを取り除きました。
交通至便なこの域は日本民族大移動並みの混雑で、山も里も人だらけでしたが、朝の気温は13度まで下がり爽やかなり。暫く滞在したい気分になりました。

サカネラン?
13日にヤビツ峠から三ノ塔へ行ってきました。途中に見かけない植物がありました。サカネランらしかったです。調べてみると、開花時期からタンザワサカネランの可能性がありました。気になったので翌日はカメラを持っていきましたが再会できませんでした。一期一会という言葉が頭に浮かびました。この季節、柏木林道ではキバナノショウキランに遇ったこともあります。
