涼風の蔵王・苅田岳&御釜
9/3 酷暑の日々を逃れて蔵王・苅田岳&御釜を歩いてきました。
苅田岳(1758m)にはガスが流れほぼホワイトアウト状態でしたが御釜へ移動すると蔵王のシンボルとして美しいエメラルドグリーン。
秋の草花が咲き始めています。リンドウ、シラタマノキ、キンミズヒキ、タカネトウウチソウ等々
平日ながら沢山の登山者・観光客で賑わっていました。

谷川 白毛門沢
白毛門沢は、谷川馬蹄形ルートの白毛門山頂へダイレクトに至る沢で、初級者の登竜門として、沢ヤに愛好されるルートです。ハナゲの滝やタラタラのセンの大滝、ナメが特徴的な、雪国らしい渓相が魅力で、最後はジジ岩・ババ岩のある急斜面のスラブを約250m攀じ登ると、雄大な展望を誇る白毛門に達します。正面にはマチガ沢、一ノ倉沢、武能沢の大伽藍が「バーン」と聳え立ち、反対側には大朝日岳へ至る稜線を望むことが出来ます。
今年は少雨の影響で水量が乏しく、迫力に欠けましたが、10年振りの探訪に久闊を詫びつつ、登山口までの急下降も楽しみました。水上の町営温泉で汗を流し、開店と同時に満席となるピザ&ケーキ屋でお腹を満たして帰途につきました。
白毛門登山口の駐車場は工事の影響で、駐車台数が半減。すぐに満車になるため、今まで以上に注意が必要です。

25年北海道山旅
日程:8/27~9/2 北海道駒ヶ岳 ([sanko:48722] H報告書250827)
涼しいはずの北海道の日本百名山(1)、二百名山(1)、日本の山1000(5)を天候に左右され、熊に怯えながら登ってきました。函館山、駒ヶ岳➁、有珠山、羊蹄山①、尻別岳。駒ヶ岳は規制線の馬の背で、後ろ髪を引かれる思いで下山しました。

吾妻 前川大滝沢
8/23 大滝沢は、東北地方で最大落差80mの滑川大滝を有する沢です。日本100名滝にも選ばれており、美しい滝とナメが永遠に続く瀟洒の渓で、訪れた人々を沢の虜にする、盛夏にお勧めのところ。
ロケーションも抜群です。湯治宿の福島屋を筆頭に、峠駅では山形新幹線の通過シーンが目前で観れます。かつてスイッチバックの引き込み線だった駅そばにある「峠の力餅」では、出来立てのずんだ餅を頬張ることもできるなど、沢のアフターも充実。真の「僕と私の夏休み」が完全満喫できる場所です。

剱岳 別山尾根
8/27~8/30で剱岳に登りました。
今まで何度か計画しましたが、天候等で延期となり、課題となっていた山です。
剱岳はやはり岩の殿堂で、行程の殆どが岩登り。岩登りをお腹いっぱい楽しみました。当面は岩登りはいいねという結論に。
山は秋の気配があり、剱岳に登った日は涼しい中登りました。でも、一旦太陽が出ると暑かったです。
登った当日はガスで真っ白でしたが、思い出に残る山行となりました。

秋の気配の入笠山
ゴンドラを降りると、そこは20℃の快適空間。入笠湿原、すずらん入笠山野草公園は、エゾリンドウ、マツムシソウ、ツリガネニンジン、サワギキョウ、フシグロセンノウ、ウメバチソウ、アケボノソウ…と数えきれない花の群落が競演。その上をヒョウモンチョウ、ミヤマカラスアゲハ、アサギマダラ、クジャクチョウなどが楽しそうに飛ぶ、まさに楽園でした。8/27

富士山・精進口登山道を歩く
8/19 富士山北西山麓の精進湖から長い〈精進口登山道〉を歩いてきました。
この一帯は1100年くらい前に長尾山の噴火による溶岩に覆われてその上に一面の苔とシラビソ・コメツガ・カラマツ・ダケカンバなどの樹林が広がっています。
アクセスが良くないためかあまり歩かれていないようですが道標や道形はしっかりあり、時間の流れを感じさせます。
登りついた五合目バスターミナルには多くの外国人観光客や登山者で賑わい、富士山は雄姿を見せていました。
溶岩流が作り出した御庭-奥庭を経由して降るルートは倒木だらけで樹木がしっかりと根を張ることが出来ないのがよく分かります。
周辺の小さな寄生火山、風穴・氷穴は次回の楽しみに残りました。

きんぽうさん
8/19長野側は「きんぽうさん」、山梨側では「きんぷさん」と呼ばれる山へ。2600mに僅か1m足らずの高さで、廻り目平キャンプ場から約1000mの標高差です。昨日の一時雷雨のお陰で大気は澄み渡り、清々しい空気のなか出発できました。
林道と並行する西俣沢の清冽な流れと木漏れ日に癒され、森閑の山道を進みながら、金峰山荘経由で山頂へ。頂の手前にある花崗岩の巨大な五丈岩は、金櫻神社のご神体だそうです。角度によって巨人の石像にも見えました。

屋根岩 第一岩峰
8/18長野県川上村にある廻り目平キャンプ場を取り囲むように点在する小川山の岩峰群は「日本のヨセミテ」と言われています。キャンプ場は標高1570mにあり、湿度が低く避暑に適し、初夏から晩秋まで、クライマーやハイカー、キャンパーで賑わうところです。
初日は屋根岩の第一岩峰のあるパノラマコースと唐沢ノ滝のあるカモシカコースを歩きました。目交に迫る奇岩の合間を縫い、眺望絶佳の岩峰のトップから眼下を俯瞰し、滝の下でマイナスイオンを全身に浴びました。
夕餉は、焚火を熾し、新鮮野菜と酒肴を並べてまったりと、可惜夜を希いました。

レンゲショウマに合いに御岳山へ
8/20レンゲショウマ祭り開催中の御岳山に行きました。レンゲショウマが目的なので、ケーブルカーで登り早速、レンゲショウマの庭園へ。期待したよりは少なかったけど、それでも沢山のレンゲショウマを見ることが出来ました。
このあと、汗ダラダラかきながら、御岳山山頂で御参り。1月以来の参拝でした。
七代の滝、ロックガーデン、綾広の滝を巡り日の出山へ。この頃から雲行きが怪しくなり、雷鳴が聞こえました。真上を見上げると青空が見えています。当面は大丈夫と判断しましたが、直ぐにツルツル温泉方面に下山。林道直前に雨となり傘をさしました。
ツルツル温泉では肌がツルツルになりました。
