秋の気配の入笠山
ゴンドラを降りると、そこは20℃の快適空間。入笠湿原、すずらん入笠山野草公園は、エゾリンドウ、マツムシソウ、ツリガネニンジン、サワギキョウ、フシグロセンノウ、ウメバチソウ、アケボノソウ…と数えきれない花の群落が競演。その上をヒョウモンチョウ、ミヤマカラスアゲハ、アサギマダラ、クジャクチョウなどが楽しそうに飛ぶ、まさに楽園でした。8/27

富士山・精進口登山道を歩く
8/19 富士山北西山麓の精進湖から長い〈精進口登山道〉を歩いてきました。
この一帯は1100年くらい前に長尾山の噴火による溶岩に覆われてその上に一面の苔とシラビソ・コメツガ・カラマツ・ダケカンバなどの樹林が広がっています。
アクセスが良くないためかあまり歩かれていないようですが道標や道形はしっかりあり、時間の流れを感じさせます。
登りついた五合目バスターミナルには多くの外国人観光客や登山者で賑わい、富士山は雄姿を見せていました。
溶岩流が作り出した御庭-奥庭を経由して降るルートは倒木だらけで樹木がしっかりと根を張ることが出来ないのがよく分かります。
周辺の小さな寄生火山、風穴・氷穴は次回の楽しみに残りました。

きんぽうさん
8/19長野側は「きんぽうさん」、山梨側では「きんぷさん」と呼ばれる山へ。2600mに僅か1m足らずの高さで、廻り目平キャンプ場から約1000mの標高差です。昨日の一時雷雨のお陰で大気は澄み渡り、清々しい空気のなか出発できました。
林道と並行する西俣沢の清冽な流れと木漏れ日に癒され、森閑の山道を進みながら、金峰山荘経由で山頂へ。頂の手前にある花崗岩の巨大な五丈岩は、金櫻神社のご神体だそうです。角度によって巨人の石像にも見えました。

屋根岩 第一岩峰
8/18長野県川上村にある廻り目平キャンプ場を取り囲むように点在する小川山の岩峰群は「日本のヨセミテ」と言われています。キャンプ場は標高1570mにあり、湿度が低く避暑に適し、初夏から晩秋まで、クライマーやハイカー、キャンパーで賑わうところです。
初日は屋根岩の第一岩峰のあるパノラマコースと唐沢ノ滝のあるカモシカコースを歩きました。目交に迫る奇岩の合間を縫い、眺望絶佳の岩峰のトップから眼下を俯瞰し、滝の下でマイナスイオンを全身に浴びました。
夕餉は、焚火を熾し、新鮮野菜と酒肴を並べてまったりと、可惜夜を希いました。

レンゲショウマに合いに御岳山へ
8/20レンゲショウマ祭り開催中の御岳山に行きました。レンゲショウマが目的なので、ケーブルカーで登り早速、レンゲショウマの庭園へ。期待したよりは少なかったけど、それでも沢山のレンゲショウマを見ることが出来ました。
このあと、汗ダラダラかきながら、御岳山山頂で御参り。1月以来の参拝でした。
七代の滝、ロックガーデン、綾広の滝を巡り日の出山へ。この頃から雲行きが怪しくなり、雷鳴が聞こえました。真上を見上げると青空が見えています。当面は大丈夫と判断しましたが、直ぐにツルツル温泉方面に下山。林道直前に雨となり傘をさしました。
ツルツル温泉では肌がツルツルになりました。

扇沢から蓮華岳・針ノ木岳・スバリ岳周回
8/19~21 北ア・扇沢~蓮華岳~針ノ木岳~スバリ岳~新越山荘~柏原新道~扇沢を周回してきました。
針ノ木雪渓は既に〈危険〉とのことで高巻き…しかしその高巻きも〈十分危険!〉で慎重に。針ノ木小屋から20mくらいの所には毎年現れるというツキノワグマが草木をムシャムシャと食べに訪れていました。近くにいる人間には全く無関心。小屋の水揚げポンプが故障中でスタッフ&救助隊の方が20ℓポリタンクで歩荷で水場から運んでくれて登山者に提供してくれていました。本当に感謝です。
翌日は蓮華岳(2798m)針ノ木岳(2820m)スバリ岳(2752m)…新越山荘へ。長い一日でガレ場のアップダウンの繰り返し、膝は痛いし、ヨレヨレになりながらも眼下の黒部湖・剣岳・立山などの雄大な景色、夏のコマクサ・ウサギギクなどが残りコケモモの赤い実・リンドウやトリカブトの紫の花々に励まされて宿に到着。雷鳥やアサギマダラにも出会えて自然の雄大さも満喫。
最終日の登山道にはいたる所にクマ糞が点在し、何匹のクマが生息しているのか?と驚きでしたが遭遇はナシでした。
柏原新道を降りながら3日間で歩いたコースを眺め「長いコースだったなぁ~」ちょっと感慨。

ジムトレ
大荒れの三連休。最終日も変わらず雨で悶々とする。有り余るエネルギーを発散するしかないと室内ジムへ繰り出す。
皆々考えることは同じだろうと早めに集合したのは正解だった。13時以降はストーンの数と同じ位の大混雑。早々に切り上げ、喉越しを求め自身のゴルジュに泡を流し込んだ。

小川山岩トレ
日本のヨセミテと称される小川山。廻り目平キャンプ場を基点に弟岩周辺で岩トレに勤しみました。初日は晴れて終日いろいろな壁にトライできました。
夜は仲間が生演奏するギターをBGMに、焚火とBBQで懇親を深めました。翌日は予報通り雨。タープの下で、モーニングを楽しみまったりと過ごしました。

花の月山
月山は沢山の高山植物で賑わっていました。
登山道は木道、石畳ととても整備されていました。月山山頂には月山神社が有り、御参りしました。玉串料500円。三角点のある山頂は神社を少し回り込んだ所に有りました。手持ちの道標と三角点が有りました。

ハンノキ尾根より〈黒川鶏冠山〉へ
8/6 実は北アルプスへの予定だったこの日、天候不良で転進。
〈黒川鶏冠山〉の登山口は柳沢峠が一般的で駐車場には平日にも関わらず多くの車が駐車していました。
今回は柳沢峠より標高300m近く降った落合のハンノキ尾根経由で黒川鶏冠山へ。駐車場には車はゼロ。
植生保護柵で保護されモミやコメツガの巨木と鳥の巣箱も多数掛けられ登山道は手入れが行き届いています。
古の生活道路だったような木橋や石摘みされた歩道は涼しくて有難い。
頂上から富士山などの遠望は雲の中でした。
